2024年2月18日に長崎県の西海国立九十九島を撮影してきた。場所は展海峰。全体的に撮影することができる場所でもある。道路は整備されており、駐車場や売店、トイレなど整備されている。
今回の撮影には成功したものの、ある意味では失敗することになった。どうしても撮影するとなると、いろいろな課題が見えてくる。どのように改善をして対策をとるのか今回は記事にして残しておこうと思う。
撮影してみえてくる問題と改善(対策)
モノクロかカラーか
モノクロのブローニーフィルムで撮影したものの、少し平凡な色合いになってしまった。考えるとモノクロで撮影するよりもカラー撮影を行ったほうがいいのではないと思い、今後はカラーフィルムを用意した。なおまだ期限切れフィルムが3本モノクロで残っているので現在は使い切るまでは、モノクロでいこうと思う。その分コストはかかるものの、現像代は今回と同じ費用や外注されることがないので、コストとして500円ほどアップする。
元々撮影頻度が高いわけではないので、そこまで気にしないこととする。
ピントが合っていない(ズレる、合わせづらい)
タチハラ(ボディ)のピントを合わせようと思ったとき、広角レンズの場合、凹みボードを使ってギリギリとなってしまった。そのまて奥に曲げるとピントを固定するノブとなっており、ノブを立てるとピント固定をするため、枠からピントノブを取り出すところでピントが合わせづらいと感じた。
今後使うとなればピントが合わせづらいので、ノブにセロハンテープを貼り、ピントノブを固定しやすいように対策した。セロハンテープを貼ることでノブに取ってを作ることができ、フロント側にテープを引っ張るだけで固定することが可能になった。
広角か望遠か
下記写真は広角レンズで写真を撮影しクロップしたもので。本来ならもっと広いものとなっている。広角が広すぎて、手前にある雑林が映り込み、半分が雑林になってしまった。
展海峰(広角レンズ)→雑林→海(九十九島)=雑林が多い
展海峰(望遠レンズ)→雑林→海=雑林が減らせる、と考えており、今回のミスは望遠レンズを持ってこなかった。一応予定ではダイナミックなものが撮影できると考えていたが、失敗したので切り替えて、レンズを望遠に変更したうえで撮影する。
九十九島撮影における改善と対策
今回のミスは望遠レンズを使用しなかったこと、ピントをあわせることができなかったことにあり、ピント部分の使用ノブを少し改善した。レンズに関しても望遠レンズを使用し、ブローニーフィルムであれば、10枚撮影することが出来るので、今後はチェキワイド、望遠5枚、広角5枚ずつ撮影することで、撮影ミスに対する対策としました。
ただ現実的に軽量化の問題もあるので、持ち運びレンズが増えると移動手段も限られています。その改善を活かせるかは次回の撮影で試してみたいと思います。
おまけ;良かったところ
反省点は多いものの、フィルムマガジンの使い方を忘れてしまい、フィルムがそもそも使えないというミスが至らず10枚撮影できたところは良かったところです。
大判カメラに関しては趣味なので失敗も楽しいものです。逆にデジタルカメラではミスがないようにしていきたい。