【満開】淀川背割堤の桜をフィルムで残す【桜のトンネル】

大阪と京都の県境にある八幡市。淀川の桂川、木津川、宇治川が合流する地点に桜の名所が存在する。

京阪枚方市駅から京阪30分で到着する場所は、背割堤という場所。読み方が分からないので調べてみると、せわりていと読むということが分かった。

Google検索で調べてみると桜の名所として表示され、時期と時間さえ合えば行きたいなぁと思っていて、今回は写真サークルメンバーに誘われて行ってきた。

背割堤(せわりてい)の桜を撮ろう

宇治川と木津川を隔てる堤防となっていて、国営公園となっています。桜の時期になると1.4キロの桜のトンネルが出来上がり、毎年背割堤さくらまつりを開催しています。警備員やトイレの設置、ごみ処分、背割堤桜の育成・保護・新規植樹を行っているため、運営協力金100円が必要となります。

背割堤さくらまつりの内容について

  • さくらマルシェでは新鮮野菜やグルメ、スイーツなどのお店が集まります。
  • 船上からお花見できる、さくらであいクルーズが提供されます。
  • 手漕ぎボートで川下りをして楽しめるお花見ボートもあります。
  • 背割堤のさくら、観光スポットなどガイドの話を聞いて桜を楽しむツアーもあります。

ちょっと僕が内容をまとめただけでも、まつりに力を入れていることが分かります。実際、歩いてみてこれだけこのことが行われていたのかと驚きました。実際、桜のトンネルを通ったわけですが、何か食べるわけでもなくトイレを借りたこと、100円を払ってゴミ袋を貰ってゴミを捨てたことぐらいでしょうか。

田舎に住んでいると桜なんて、そこらへんに生えているもので実際美しいとは思いません。両親共に花粉症ということもあって、桜を楽しんでいる暇なんてありません。空気中敵だらけなので、最近僕の鼻の中がムズムズしてきているので花粉症になりつつあるかもしれません。

桜を楽しんで見るのも撮るの今だけだと思い、最近は多く撮影するようにはしました。今後、撮影できないぐらいの花粉症になれば、家から出るのも億劫になるでしょう。

フィルムカメラで撮るというのはとても楽しいもので、モノクロでも桜の美しさというものは残せるものです。桜が本来持っている淡いピンク色を美しいと思える感性を持っているのは日本人だけらしく、全体的に撮影しても近づいて撮っても桜は美しく撮れないのです。

桜とは美しく撮るものではなくて、見て楽しむものではないかというのが僕が最近、結論に至ったところで、僕がどう頑張っても美しく撮れないのは、そういう感性は磨かれてきていないからだなと反省しているところです。

ライトアップされた桜を見ても、有名な写真家が撮影された写真をみても桜は美しいとは思っても、美しい写真だとは思わないのです。写真サークルメンバーと桜を一緒に見るのが楽しいわけで、桜を写真に収めるというのは僕には合わないのかもしれなって思いました。

淀川河川公園 背割堤地区

背割堤防さくらまつりで撮影した桜

桜を撮影して分かったことは、桜のような主体性が出てこないものは苦手であるということです。何か構図を決めて僕は撮るのですが、きちんとスナップ写真でも被写体を決めて撮影するということが大事なんだと僕個人は考えています。

桜のように主体性が無いのに美しく感じるのは桜自体は美しいからだと思います。撮影せずに楽しむのが桜に関しては合っているという判断です。

確かにモノクロで撮影していて、頭にモノクロでも桜色は補正されてイメージできますが、じゃあ僕が客観的に見て、桜が美しいなぁと思うことは無いのです。例えば着物を着た女性がいて、背景に桜があるとしたら、女性が被写体となり、背景が桜によって美しい淡いピンク色に染まり、良い感じに仕上がるよなとは感じるんですけど。

桜を被写体にとして撮ると、誰が主役なのか分からなくなります。みんなが主役だよって幼稚園でやる演劇みたいなものです。僕が目指すのは主人公がいてヒロインがいる演劇であって、平等!公平!と叫ぶ訳が分からない団体ではありません。

みんな、公平や平等なんていう夢みたいな話があるなら、とっくに僕はお金持ちになっています。僕は今頃ビルゲイツを抜いて、民間の宇宙飛行士になって、SNSアカウントでお金配りライターになっています。夢のような話です。どんどん欲ばかりで公平や平等なんて言葉は存在しないことがあります。

桜というものが撮りづらいのはよく理解したのですがどうしたらいいんでしょう。こういうときの出番はGoogle検索さんです。桜と調べて画像検索をかけていきます。

調べてみた結果分かりました。やっぱり桜単体ではあまりキレイと感じません。何かアクセントなるものがあって、美しく感じていることが分かりました。

例えば桜と富士山、桜と桜が写り込む河川、桜と神社と言った感じで、ただカメラやスマートフォンで撮影しただけでは美しくなるものではありません。

桜は脇役的なものか、引き立て役、何かと組み合わさることで桜というのは美しさを発揮することが出来るのではないかと思いました。

桜は何かと組み合わせると美しいぞ

この記事で分かったことをまとめると、ただ単に撮影するのではなくて、何かと組み合わせることで桜というのは美しくなるということが分かりました。

例えば

  • 富士山
  • 神社仏閣(建物)
  • 反射する河
  • 女性・子ども

などが代表的な組み合わせとなってくると思います。有名どころでいうと桜で学校だと、入学式や卒業式を思い浮かべませんか。

組み合わせてみると桜は楽しいなというのが分かりました。来年こそは桜を撮るときは何かと一緒に撮って楽しんでみたいと思います。

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