長崎県佐世保市「中里皆瀬地区自治協まつり」に行ってきた

僕自身が地元に支えられて生きてきて、大阪に戻ってくることを決めたときに恩返しを市たいという気持ちがあったから。仕事をしながらでも地域に間接的でもいいので貢献できないかと思い、僕は記事にしておこうと思う。

助けてきてくれた近所の方々は高齢化が進んでいて、子どもたちもほとんどいない状態。なんとか新しく出来た住宅区画ができたので、町内住民は少し増えたけど、それでも減少傾向にある。僕たち若い世代に出来ることは、ここに住んで良かったと思える街作りで、今は住んでみたい街作りをする余裕はないと現実的な部分もある。

これからも高齢者だけが残り、若者は博多や大阪、東京など住みやすい大都市へと出ていくことは分かっているので、いつでも帰省しても「この街は変わっていないな、懐かしいな、また帰りたいな」と思える街作りを行っていきたい。

中里皆瀬地区自治協まつりの様子

僕の家からそんなに近いわけではないような、田舎で言えば近い分類に入るぐらいの距離に支所があって、自治協まつりは支所で開催された。今回で第43回目を迎え、いつもこんなに賑わっていないのに、地域住民たちが集まり賑わっていた。

建物などを利用して出店あります

いろいろな出店や展示などが行われており、活気がありました。菓子や飲み物、物産などがあるので、休憩スペースで食事を済ませることができます。にしても中里皆瀬地区ってこんなに若い人がいたの?どこに隠れていたの?高齢者がいるのは分かるんだけど、日曜日ともなれば子どもたちや親御さんが多い印象。中里中学校の吹奏楽部、かいぜ保育園の演し物などもやっていて、親御さんは見に来るよなって。排水路ではガキどもが遊んでいて、僕も数十年前にそこで遊んでいたことを思い出す。

令和と言えど子どもの遊び場なんて変わらないわけで、大人たちが整備して安全したり、衛生面良くしたりすることで遊びやすく過ごしやすくしたほうがいいのかもしれない。小さい頃に勉強机にカジりつくように育ったとしても人間関係が築けないと、結局意味がなかったりする。

まぜご飯うまし!

JA婦人部さんで売られていた、まぜご飯がうまい。完璧なものではないんだけど、この80点ぐらいの微妙に美味いのがいい。かーちゃんを思い出す勢いの味付けで、決して100%の美味しさはないのに何故か美味い。

自治協まつりに行ってきた理由

実は僕の目的はまつりの食べ物ではなくて支所の会議室で行われている展示物にある。僕みたいな写真や陶芸、彫刻な文化を学び始めると、色々なものから技術や美しさ、魅了される何かというものを吸収したくなる。かいぜ保育園や介護施設、小学校や近くの教室(習い事)など色々なものを展示していて、勉強になる。

紙を貼り付けて椿を作ったり、龍や桜、習字、折り紙、人形、コースターなど色々なものを楽しむことが出来た。人の力で何かを形にするというのは、やはり芸術文化において礎となる部分だ。習字をやっていれば字は上手くなるけど、紙をちぎったところで何か上手くなるというのはない。でも作品を作るというところに結果が発生すれば一つの感性を学ぶことができると僕は思っていて、まつりの展示というのはばばあやじじいになっても、ガキでも関係ないところにあるんだなというところが分かった。

世間的な評価を受けるかどうかは別として価値を創造するという点では展示物という形は大事なんだと思うので、僕も佐世保に戻ってきたので「佐世保よ!私は帰ってきた!」と叫べるぐらいには、地域の祭りに展示物が飾れるぐらいにはなりたいなって思いました。

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