【ハイキングコース】JR福知山線廃線敷を歩こう【武田尾~生瀬・西宮名塩】

2016年に自己責任を原則としたハイキングコースが一般開放されたことをご存知だろうか。かつては機関車が走っていたJR福知山線が廃線と共に閉鎖れ、現在では鉄道遺構や紅葉、桜、自然を楽しめるハイキングコースになっているのだ。

ほとんど変わらない状態で残っており、昼間でもライトが必要なほど暗闇で、照明やトイレは存在せず、平たんなハイキングコースとなっている。

福知山線廃線敷

廃線敷を歩くとずっと続くのは、武庫川渓谷の自然豊かな平坦なコースとなっている。一応柵など整備されている部分ももちろん存在するので、そのあたりは安全と考えてもいい。

武田尾から生瀬の間であるハイキングコースには一切トイレがない。各駅のトイレで事前に済ませておくのが望ましい。ゴミ箱も一切ないので持ち帰るようにしないといけないので、軽装備でも問題はない。

足元は鉄道自体の名残で大きな石なども存在する。きちんとした格好で向かうべきで、確かに平坦なコースで初心者向けであっても靴、服装はしっかりとしたものが良い。

武田尾駅周辺でも少し撮影する

武田尾から生瀬に向かって歩いていくわけだけど、空気が軽く感じるのは排気ガスが少ないからかもしれない。もちろん気のせいかもしれない。

壁に生えた草やパイプやらも撮っていく。何が作品になるかも分からない。撮れるときに撮っておく。これが写真を楽しむ方法の1つだ。

未だに残る暗闇のトンネル

しばらく歩いていると、真っ暗なトンネルが出現。武庫川を架ける橋梁は整備されており、足元を気にせず歩くことが出来る。

ただトンネルに関しては短いトンネルなら問題はないが、長いトンネルが存在する。真っ暗まで先が見えない。ライトが付いていないと向こうから誰が歩いてくるかも分からないほど、小さい子どもを連れて、ライトも持たせず歩かせるような場所ではない。

初心者のハイキングコースとはいえ、大人向けで合ってケツが青いガキ向けのコースではないと感じた。靴はしっかりとしたものを履いてきたので、ダメージは来ないけど、ユニクロで売っているような底が硬い靴なんて来たら、バランスが取りづらいので次の日は筋肉痛になりそうだなとか思った。運動靴を履いてきて良かった。

 

このころはまだLeicaM10-P を持っているときで、それなりにLeicaって楽しいな、面白いな、なんでも撮りたいなと思えていた時代だ。いつの間にかそんな目が輝いていた僕も、目が死んだ魚の目のようになり、カメラを売ってしまったことを思い出す。

欲しいカメラがこれ!っていうのに出会うことが無くなってしまったんだと感じるけど、実際はカメラを買えば買うほど、欲しいカメラは見つからなくて、どんどんやる気を失っていったのかもしれない。

トンネルのときに感じた、写真の楽しさ、自然を撮る意味とかは、今では感じることのない気持ちなんだろうか。いつか蘇ってくるぐらいの新鮮な気持ちになるのか。

僕はそんなことを思いながらトンネルを一歩ずつ足元を確認しつつ、歩いていく。若いうちは歩いても問題ないぐらいの道だが、中高年になってくるとバランスあたりが怪しくなってくる。

デスクワークの座りっぱなしで、ただパソコンとずっと睨めっこしているようなら、福知山線廃線敷は、難易度が少し上がるかもしれない。次の日には来ない筋肉痛で苦しむことになる。

色々な鉄道遺構が楽しる

トンネルの中を歩いて気になったのは、色々な数字やアルファベットが記入されていることだ。距離やどこに何が付いているかの記号だと思うが、これみたところでどういう意味か分からない。トンネル横に空洞があったりして、どうして存在するのかは鉄道に詳しいわけでもない分からない。

もしかすると避難するための空間かもしれないと思ったが、機関車が通るようなトンネルで避難することはあるんだろうか?煙だらけで酸欠状態になって避難した意味がないような気もする。

 

機関車が通っていた時代ってどれぐらいの時代のことを指すのだろうか。意外と最近まで走っていたのか?と疑問に思ったので少しネット検索をかけてみる。

福知山線配線敷について

正式名所は分からないが、ウィキペディアで調べていると「旧国鉄福知山線廃線跡(きゅうこくてつ ふくちやませんはいせんあと)」となっており、長期期間にわたって立入禁止になっていたが、無断侵入が絶えず、開き直って「一般解放したろ!」と、自己責任を原則として開放され、現在はハイキングコースになったそうです。

自然豊かな線路(廃線)を歩こう

福知山線廃線敷を歩けば、約8キロ歩くことで運動にもなる。自然豊かな鉄道遺構が残っている廃線を歩ける場所は珍しいので、是非装備を整えて訪れてほしい。

僕は運動靴とリュックにして、長袖や長ズボンという服装にさせて頂きました。トイレは駅で済ませて、食事は近くのコンビニで購入しました。水分は500のペットボトルを用意しました。トンネル用にライトも用意しました(100円ショップで売っていたやつ)。

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