【大阪】天下茶屋を散歩する

大阪西成区といえば全国区で知られているような有名なところではあって、あいりんという言葉を聞いたことがあると思う。西成区より南側あり南海新今宮の次の駅である「天下茶屋駅」よりスタートする。

天下茶屋といえば南海電鉄本線と高野線の合流する駅であり、本線から高野線に乗り換えするときに使ってきた僕として馴染み深い駅でもある。最も大阪6年間で使った駅で、大阪メトロに乗り換えることができ、阪急京都線にも繋がっている駅でもある。つまり天下茶屋から乗り換えすると、乗り換え回数を減らしつつ、京都河原町方面で一気に向かうことができる。南大阪京都行みたいな役割を果たしていた。

大阪堺に住んでいる僕でも天下茶屋駅から乗り換えをすれば鉄道会社改札乗り換え数でいえば2回に収めることができる、利便性が高い駅でもあった。実際それ以外の利用目的がなくて、天下茶屋駅で降りるときは近くの業務スーパーに寄るときぐらいある。南海と大阪メトロの改札口から出て、西側にはスーパー、ドラッグストア。そして奥には業務スーパーがあって、帰宅時の乗り換えをするときに改札口を西を出て業務スーパーに向かい、買い物を済ませてから南海に乗り込むということしていた。安く買い物を済ませることもできるし、天下茶屋駅から堺駅まで20分ほどで移動することができるため、便利な駅だったことを記憶している。

住むには天国だけど、乗換駅として利用してきた天下茶屋駅で撮影しようと考えた。片道300円程度で撮影できるなら安いと思いませんか?大阪まで行けば500円かかります。片道500円ですよ。往復すれば1000円かかります。コンビニでちょっと贅沢できるレベルです。車があったとしても中心部なので駐車場代は高いので停めれることはちょっと考えにくいし、移動に制限がかかりますので、近距離移動は交通機関が一番です。

天下茶屋を撮る

ってことで、天下茶屋駅から歩いていきます。遊具やマンションなどThe住宅街というところを歩いてき、このまま西へ行くのではなく、天下茶屋駅の西側に出て一旦南へ向かいます。岸里玉出という南海の駅です。特急・急行など色々な電車が止まらない駅で、汐見橋線を支線に持つ大阪の難波近くにあるローカル線だと思います。1日利用者数は3000~4000人ほどで決して多いというわけではありません。名前で気づいたかもしれませんが「スーパー玉出本店」が近くにあります。

日常を撮る

休日の昼間だというのに子どもたちが遊んでいません。逆に僕はなんで公園を撮影したのでしょうか。子どもたちも外で元気よく遊んでいた時代は終わって今ではスマホやNintendo Switchとかで遊んでいるのでしょうか。悲しく感じてしまいます。

高架下の空き地をみると大量の同じ栄養ドリンク瓶が転がっていました。意味がわかりません。毎回誰かが投げ込んだのでしょうか。色々な缶や瓶が投げ込まれているなら、ポイ捨てなのでしょうけど。すべて同じ瓶のみが投げ込まれていました。意味がわかりません。

汐見橋線が上を撮っている橋です。下から覗き込むことができます。光が差し込んで少しいい感じの影が出ています。これはこの時間帯でしか撮影できないんではないでしょうか。

 

ばばあと猫の後ろ姿です。どっちもゆっくりを歩いていますね。なんで同じ構図なんだろうと気にありますが、偶然同じ構図です。

中央通商店街

デイープな商店街ですが、それでも明るいので歩きやすい。でもちょっと道を外れて見てみると、屋根はところどころボロボロである。修理する理由もないので放置されているので、廃墟のようになりつつある。

西天下茶屋はなんば駅から意外と近くにあるというのに古き良き大阪が残るレトロな商店街。こういうところで撮影を行っていきたいと思っていたのに、数年間西天下茶屋の存在には気づいてなかった。土日ばかり撮影していて、仕事でネットの世界からでしかレトロに触れていないからというのはある。もう少しレトロというものを学ぶことはした方がいいような気がするんですけど、もっと商店街を歩き回ってみたいとは思った。

西天下茶屋駅

南海の西天下茶屋駅に到着した。いつものカラーリングで近くで撮影できるのはこのあたりぐらいだと思う。南海線もどんどん高架化進んでおり、撮影スポットが徐々に減ってきている。と言っても北から少しずつ変更されているため、全線全てがなることはない。第3セクターを抱える南海電車にそんな余力なんてないから、利用者数が多い地域のみが高架化されていくんだろうな。

 

天下茶屋を歩く

今回「西天下茶屋」を歩いてみて、たくさんの古いものに出会うことが出来た。廃校となった津守小学校の敷地内に入ることが許されて撮影することができたことも嬉しかった。だいたい大人の事情で撮影許可なんて下りないことが多い。それでも撮影許可を頂けた「にしなりジャガピーパーク」の皆様ありがとうございました。

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