初めての大判レンズ「Schneider ジンマーS 180/5.6」で撮る世界

「大判カメラはやったほうがええよ」っていうカメラ屋さんの一言から進んだ。僕はお金がないし、これ以上は厳しいという話もしていたし、でもフィルムは続けていきたいという気持ちもあった。

これから先のことを考えれば、こんな重たいカメラ機材を持ち運べるのも若いうちだけで、今のうちに慣れておくか、いつでも辞めることが出来るまでに楽しんでおくしかないと思った。

1枚あたりの単価がどんどん高騰し、フィルム自体が手に入りづらくなる。時代はほぼデジタル時代だし、なんで未だに手間も費用もかかる、撮れているかも分からない、カメラを使うのが、傍から見れば意味が分からない。

ただそこには一つの美しいものを美しい状態で、美しいカメラで撮るという意味合いがあるから。このあたりはライカなどのフィルムカメラで撮影している人なら、理解してくれるかもれない。

僕も美しいものを最大限のパフォーマンスで撮りたいという気持ちはあったので、やはりフィルムに手を出したのだから出来るところまでということで、シノゴの大判カメラを購入したときにカメラ屋から買ったのがジンマーS-180mmF5.6を購入することになる。

このレンズの購入価格に関しては公表しない。バルサム切れもある、ちょっとクモりもあるけど、それでも実用品として問題ないと判断されているけど、それも価格は言えないほどなので黙っておく。

ジンマーS-180mmF5.6

どこにでもあるような普通の一本で180mmといえば大判カメラ界隈では標準サイズとなる。なので基本的な使い方を学ぶにはちょうどいいレンズでもあった。しかし撮影するフィルムサイズが、120とチェキサイズだっため、180mmが標準サイズであったとしても、少し望遠サイズとなってしまうので注意が必要。

風景の中でも切り取りたいところがあるときは180mmを使うようにしている。全然のレンズを同じような環境下で使うことをしないので写りの違いは分かっていない。大判カメラユーザーなら、写りはこうだ!!という意見はあるのかもしれないけど、僕はまだまだ始めたばかりの素人なのである。

機材に関してはカメラ屋さん任せであったし、僕も写真については一歩踏み込んだことをしても、機材になると分からないことばかり。まぁ機材のあれこれを覚えきれないんだけど。

作例はこちら

https://blog.cametek.net/archives/1720

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