【国産大判蛇腹カメラ】タチハラで写真を撮りたい

僕の趣味は大判カメラというものを持ち歩いて、写真を撮ることなんですが、最近全くできていません。運が悪いというかなんというか生活が落ち着かないのもありますが、一番大きいのはそのカメラの大きさにあります。

手のひらサイズの2倍程度あるボディ、大きなレンズ、フィルムホルダーが存在するので、3キロ近くの重さがあります。ハスキーの三脚なのでズッシリしているから安定感は極めて高いので安心感は高い。大きさは仕方ないとしても、撮影スタイルの変更は余儀なくされます。都会と違って長崎佐世保なので三脚を立てようが田舎であるポテンシャルを活かすときがきていると思います。

ただ持ち運びをするときは三脚+ボディ+レンズ+フィルムホルダー+そのほか機材で13キロほどになるので、お米を担いで移動することになるので、そのあたりは気を付けていきたい。13キロも持つのであれば原付移動はしたいし、僕の体重も減らす必要があると思うんですよね。

最近ガソリン代が高騰しているじゃないですか。原付だって燃費は良いと言っても限度があります。運べる荷物にも限度というものがあって、撮影すると考えたときに車が欲しくなってきます。あれも欲しいこれも欲しいと言っていてはキリがありませんので、どこかで区切りをつけてしまうのが一番いいとはおもいます。

タチハラで写真を楽しむ。

僕が持っている「タチハラ」は国産大判カメラと言いまして、ブローニーフィルムより一回り大きいシートフィルムを使うことを想定されています。デジタルで撮影できる装置があるとかないとか聞いたことはありますが、200万円するという話もあって、僕はタチハラで「チェキ」「ブローニーフィルム」を使用できるアダプタとマガジンを購入してあります。

シートフィルムより手に入れやすく純正パーツで撮影が出来る「ブローニーフィルム」がメインとなります。一部の近くのカメラ屋でも現像することが可能となります。但し時間と金額を要するため割に合わないので、現時点では現像まですることが可能なチェキを専用マガジンで使用して撮影するというのが一番コストと手間的には簡単なんかなと思います。

個人で楽しむ程度であれば問題はありませんし、家にスキャナーはありますのでデータとして取り込んでしまうことも可能です。

最近までタチハラという会社はありましたが、遂に廃業してしまいました。修理というのが難しくなりつつあります。サクラを使用したボディであるため頑丈さがあり使いやすいです。しかし修理できる職人がいないカメラをずっと使い続けるというのは少し困った部分です。アフターサービスが受けることが出来ないのであれば、ちょっと頑丈な白物家電を買ったのと変わりません。今後カメラをやっていくのであれあばNikonやCanonなど大手カメラメーカーが主流となるんだろうなと感じています。

タチハラの場合は金属部品と木製で構成されているので、加工さえ出来れば修理することも出来るとは思いますけど、修理代金が高くなりそうです。それなら新しいものを買った方がお得なのではないでしょうか。そういう現実的な課題を抱えつつも、ブローニーで撮影することは出来るので、今後は主力をブローニーに移してしまうのもありだと思っています。

タチハラの赤蛇腹もこれほど素敵なのにフィルム撮影をしたら、そこそこの現像代と郵送費がかかってしまうので考えものです。例えば近くのキタムラに持ち込むという方法もありますが、受け取りから2週間以上を要する場合があるので僕個人としてどうなんだろうかと思いました。自社で現在フィルム現像をしているわけでもないので難しいんだろうなと。最も利用者数が多い135mmカラーフィルム(カラー現像)は自店舗できるらしいけど、ブローニーやモノクロフィルムに関しては自社ではなく委託しているところに発送して現像しているため、その分だけ時間を要する。

これでは佐世保から数日以上はかかることになり、忘れてしまうそう。数千円を残っていたら違和感なく、なにかに使ってしまうかもしれない。現像に出すのは大阪某カメラ屋になるかなと考えています。

フィルムや写真

大阪万博

大阪万博ではブローニーフィルムで撮影した。

大判チェキ

大判カメラでもワイドチェキを使って撮影することができる。機構は簡単なもので感光したら、繰り出して即化学反応させ繰り出しする仕組みとなっている。

大判カメラにブローニーフィルムを入れて撮る

大阪の海遊館ではブローニーフィルムで撮影した。

大判カメラを楽しむには課題解決が必要

大判カメラを楽しんでいくには体力、費用、時間に対して余裕をもつ必要があり、全てがバランスよく揃うと上手く撮影することができる。実際撮影するまでに時間を要することが多く、大阪市内で三脚を立てること自体が難しい場所が多い。極めてカメラを使うには課題が多く残っている。

ブローニーフィルムで撮影できるにしても、コスト面や動作部分への理解、カメラ自体への理解も含めてやっておく必要があり、知識は当たり前につけるとしても、体力や時間というのは自力で用意しないといけない問題である。

天候は仕方ないにしても、それ以外の自分でどうにかするべき課題をまずは解決できないとスタートできないのが大判カメラなので、ぜひ始めるときは

時間の余裕、心の余裕、身体の余裕、金の余裕というものを考えてスタートしてほしい。

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