このままパソコンの中で眠らせるのはもったいないと思って掘り起こしてきた写真。初めてブローニーフィルムで撮った写真。いつ撮ったかかも分からない。大阪のどこかで蛇腹カメラで撮影したもので、１枚目の写真は大阪農林会館で、その他の写真は周辺で撮影したという情報しか覚えていない。
断片的な情報しか残ってないので何も書こうか迷うぐらい。大阪を歩いて色々撮ってきて、色々なものを残してきた。そのなかで覚えていないとなれば、多分何度も通っていないところか、通り過ぎて意識していないところなんだと思います。僕自身大阪に長く残り、生活が依存するほどまでに住むとは思っていなかったので、こうやって写真を見ていると、大阪という土地は僕に色々なことを教えてくれたんだということを分かります。
大阪の街をブローニーフィルムで撮影するのは初めて、装填方法を教えてもらいつつ撮影していきます。１３５ｍｍフィルムより枚数はたくさん撮影することは出来ません。大きさは１３５ｍｍよりもあるので高画質で撮影することが出来ます。
１３５ｍｍもピントがしっかりと合っていれば、理論値的には１億画素はあることになります。フィルムはどのよのうにして読み込むことで分かります。そもそもピントが合っているかどうかは拡大してみないと分かりませんから現像してから確認することになり、データ化をするとなればフィルムスキャナーの性能に依存するので、理想の１億画素という現実的に難しいものだと思います。
となってくると、ブローニーは１３５ｍｍにより大きく、画素数も大きくなります。但しデータ取り込み、ピントが合っていなければ意味がないので、どこまでを許容するかというのがあったりしますが、ブローニーフィルムの方が拡大したときに写り込む像が１３５ｍｍと比べてはっきりしています。
ピントが合うという話をするとフィルム全部に言えることですが、カメラボディやレンズの故障などで像を合わせるところが合わなくなる、合わせづらくなるというのはあります。カビやクモリもピントを合わせづらくして、一眼レフやレンジファインダーでも修理を受けてピントを合わせることが必要となる場合があります。
ある程度のピントが合わないことを許容することで、修理代を浮かせることも可能です。何十年前という前のカメラを使えば、ピントがズレるというのは可能性は高く、微調整するだけでも数万円を要することになるでしょう。
ブローニーになればサイズも大きくなるので、ピントがズレれているのも素人でも見分けがつく程度の差になってきます。感性でどれだけピントがズレていても芸術にするのか試されるところではないでしょうか。
大阪という人口が密集する大都市なので、カメラ屋や写真屋が生き残っています。修理も出来るし売買で行われています。オールドレンズの入手率も高まります。僕が写真に恵まれた土地に引っ越したのかもしれません。少しでも写真と向き合いたいという方は、ぜひ大阪に足を運んでみるのも検討してみてください。
余裕やタイミングが合うなら引っ越してみるのもありです。人生の一部として大阪を楽しむのは選択肢に用意できたら可能性は広がりそうです。
ブローニーの撮影できるカメラはたくさんありますが、有名なところで手に入りやすいカメラ。蛇腹カメラや二眼レフカメラは購入することを考えてみたらどうでしょうか。
３万円から手に入れることができますが、平均して１０万円もあれば良いものを手に入れることができます。ハッセルブラッドが欲しいとなれば２０万円以上は必要で、ブロニカであれば５万円ほどになったりします。安く済ませることも考えてもいいですが、ずっと使っていきたいと思えるカメラを探すなら、カメラ屋に相談してみるのが一番のようです。
大阪を歩いてみたけど、ブローニーフィルムでまた歩いてみたい。今度はどんなフィルムをどんなカメラに入れて撮るのか。そこもまた写真を楽しむってことなんだし、歩き回って佐世保を記録していきたい。僕にできることはそんなことしかないようで、また佐世保の街を歩き回っていきたいと思います。
ブローニーフィルムを楽しむなら
安くませたいなら蛇腹カメラで探すと、４万円から、高くて良いものとなれば２０万円からと覚えておくと良いけど、２０２３年現在の情報で２０２４年には変化していることはある。様々なサイズで楽しむのもあり。ブローニーは確かにフィルム高騰影響を受けているものの、１３５よりも安いフィルムが存在しますので、１３５ｍｍを始めたらブローニー撮影も考えたほうが良さそうです。
ただ長崎県佐世保市で、どこで現像できるの？頼めるの？ってなっています。田舎すぎて近くにありませんので郵送になるかなぁって思います。どこで頼んでも一緒ならいいんですが違うんでしょうか。基準はキタムラになるのかなと思いますので、ちょっと佐世保でもカメラ屋でも探してみようと思います。