【散歩】新今宮~天王寺まで歩いてみよう【新春】

JR西日本大阪環状線、南海電車南海線が交差する駅が新今宮だ。堺からJRを使うときは新今宮で乗り換えて、JR大阪環状線で大阪(阪急梅田)、新幹線の新大阪、近鉄電車の鶴橋、京阪電車の京橋に乗り換えがして様々な観光地へ向かうことが出来る。

だからこそ新今宮駅で乗り換えず、下りるということはしないのである。何か用事がない限りしないのだけど、堺や枚方から来て新今宮に用事があるということは無いのではないだろうか。大阪に住んでいる人より、実はホテルを利用している観光客の方が詳しいんじゃないか。知っているのは通天閣や天王寺動物園、てんしば広場、あべのハルカス周辺ならちょっと分かるぐらいで、正直新今宮駅で知っているのは南海電車になる蓬莱551の売店ぐらいしか知らない。

じゃあ知らないなら歩けばいいということで、僕は新今宮駅から歩いてみようとというのが今回の記事内容である。

あいりん労働福祉センター

さて新今宮に降り立った僕は、あいりん労働福祉センターの向かい側の駅出口から左に歩き出す。あべのハルカスが見えるので、迷ったらハルカスを探せばいいけど、人通りが少ない。なぜかというと実は写真撮影時新春である。

なので新春といえば初詣をしようと考えた僕はあべのハルカス方面に歩き、そこから北上したら存在する四天王寺を目指すことに決める。ルート的にはまっすぐ歩いて、あべのハルカスがある天王寺へ行き、また歩いて北上すれば四天王寺の南門に到着するはずだ。

いつも激安ユニクロシューズの僕だけど、今回はニューバランスのランニングシューズを履いておく。軽さ、歩きやすさもある、どんどん前に進みたくなるシューズだ。足元が疲れずに歩いて行けるぞ。

と歩き出して道路沿いを撮影しながら歩いていく。撮影して分かることがあいりん地区と呼ばれる新今宮の中である意味有名な地区である。寄せ場や簡易宿泊所が集中するドヤ街と知られている。日本三大治安が悪いところと言われているものの、実際住んでいる人たちは優しい。あいりん地区という名称は調べたところによると、行政機関や報道機関の取り決めた名称であり、古くから住んでいる人はあまり使いたがらないらしい。今回は記事ということもあるので、あいりん地区という名称するが伝わりやすいから使っていることをまずは理解して欲しい。

路上生活者は1000人ぐらいを確認しており、住所不定の日雇労働者が多いため、人口統計は国勢調査でも明確に把握できない場合がある。隣接している地区より物価が低いことで有名で、暴動や強盗など治安が悪かったのは数十年前の話で、橋下徹元市長が行った改革でほとんどなくなり、住みやすい地区にはなった。実際、あいりん地区周辺には外国人観光客向けのホテルが建ち並び、日本人より外国人観光客の方が多い印象になりやすいときもある。

なお色々な地域な問題も抱えていて、問題について触れないでおきたい。問題に語っても、誰も幸せになれない気がする。あいりん地区から離れて、新今宮と天王寺の間にある交差点を通過する。

天王寺に向かって歩く

交差点周辺には餃子の王将、労働者向けの道具や作業着が売っている店、コンビニなどがある。JR環状線沿いを歩いて行く。

四天王寺

天王寺に到着して、てんしば公園前を通って北上すると、四天王寺がある。商店街を抜けて四天王寺の南側に到着する。あべのハルカス近くにあるお寺である。と多分、説明されても分からない。僕も今回の記事でようやく四天王寺をWikipediaを開き確認するが、全く内容が分からない。観光スポットのサイトを確認する。

聖徳太子により創建された日本仏法最初の官寺(かんじ。国家の監督を受ける代わりに国家より経済的保障を与えられた寺院)であり、創建当時から伝わる伽藍(僧侶が集まり修行する清浄な場所)配置宗派の枠を超えた各宗祖師(各宗派の開祖した人物)にまつわる堂宇(お堂の軒のこと)などが有名と書かれているだけで、観光スポットの記事を書いた人も理解したうえで書いているように思えない。

どこから引用してきた内容をそれっぽい感じにまとめているんだろうなって思ったので、少し難しそうな用語を付け足しておく。国家の監督を受けて経済的保障を受けた最初のお寺で、様々な宗教が集まるお寺という解釈をしておけば初心者的には問題がないということか。

神社仏閣や城など歴史的な建物は巡ってきたけど一向に分からない。人の生きた証みたいなもので、人が居ただけの歴史が詰まっていて集まっているのが歴史的な建造物だと思っている。僕が今見ているものは誰かの歴史であり、たくさんの歴史。つまり長い歴史があるからこそ、複雑に繋がっている。歴史を知るためには様々な宗派の歴史を知れば、四天王寺の歴史を紐解くことは出来るかもしれない。

ただそんなことをしていたら、多分1万文字どころでは済まないし、言葉で説明できない。記事にすることには釣り合わない。多分僕が途中でやめたああああ!ってキーボードをぶん投げてしまうだろうから、歴史についてはこれ以上を調べないようにする。

四天王寺についてはWikipediaを開くと、たくさん書いてあって読み応えは良いようだった。歴史マニアは読み込んでみてはどうだろうか。

おみくじを引いてみたが、末吉だった。よくもなく悪くもなく、どちらかといえば早く仕事探せと書いてあった。ただ探し物は見つかるぞ。それ以外はやらんほうがいいとも。踏んだり蹴ったりな1年になりそうだ。実際その半年後には仕事を辞めて、また半年後に仕事を辞める結果になったわけで、何も得ていない状態になってしまった。

新今宮から天王寺まで歩いて

新春初っ端暇すぎて散歩することになった僕ですが、それなりに運動することが出来ました。家に籠っているだけでは何も始まりません。まずは運勢を見て貰い、今年も悪いことは起きないよう四天王寺で願うことが出来ました。

てか近くに住吉大社があるので、そっち行けよと突っ込みが入りそうです。

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